この日は慌ててたため、写真を撮っていない。
宮崎の実家に帰り着いた翌日、せっかくだから高千穂峡を見に行こうとバイクにまたがり、北上。
しかし、延岡の市街地でバイクに異変が…
バイクの揺れが明らかに激しい。そしてハンドルがきりにくい。ヤバい!なんか分からんがヤバいことになってる!そう思い、慌てて交通量の少ない脇道にそれバイクをとめる。ゆっくりとバイクをみて回ると…
なんと、後輪がパンクしていた!
な…何で…
ぐにゃ〜と福本漫画バリに自分が歪んでいき、ストレスからだろうか、頭もフラフラし始める。
ど、どうしよう…
ここで、四国一周前に、もしものためにとJAFを契約していたことを思い出す。すぐさまJAFに連絡して来てもらう。バイクもレッカー車が停めやすい場所に移す。
一時間ほどバイクの周りを不安になりながらウロウロして、レッカー車を待つ。何度さすってもタイヤはぺちゃんこ。自分はとんでもないことをしでかしたのではないか…と、もう世界が滅亡するぐらいの勢いで不安と焦燥で押しつぶされそうだった。あと、おしっこに行きたかった。不安による緊張が極限に達すると尿意を催すのはなぜだろうか。
JAFが来てバイクを乗せて近くのバイク屋まで運んでもらう。JAFのおじちゃんは優しかった。
バイク屋に持ち込み、点検をしてもらう。
うちのバイクは大丈夫ですか!?
とバイク屋に尋ねる。はたから見たら、手術室から出てきた医者にすがりつく患者の親のようだっただろう。
バイク屋さん曰く、
全然大丈夫だよ!というより、後輪のタイヤ、空気入れてなかったでしょ?パンクするのは何かしらはじめに踏む前輪が多いんだけど、後輪がパンクするのはなかなかないんだよね。となると、後輪に空気がしっかり入ってなくてパンクした可能性が高いよ。
と教えてくれた。確かに空気圧点検などしたことがなかった。というより、今までバイクの点検などしたことがなかったのだ。バイク屋の主人に、恥ずかしながら、バイクの点検を全くしたことがないことを告げる。
バイク屋の主人は笑ってたが、私はドラッグスターに申し訳が立たない気持ちでいっぱいだった。普通は引き取った段階でメンテナンスに出すなり、自身で点検するなりしとくべきだったと、今更になって反省した。
ということで、ついでと言わんばかりに、バイクの総点検を依頼する。
三日程時間がかかると言われたため、バイクをお預けし、電車で実家まで帰った。四国を一周するという目的も吹き飛ぶくらい焦って、後悔して、反省するばかりの一日であった。

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